情報ノート【自転車deマレーシア】


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記録
2011年7月
10日 137 km  (国境の街ジョホール・バル→Batu Pahat)
11日 116 km  (Batu Pahat→マラッカ)
12日  15 km  (マラッカ観光)
13日  90 km  (マラッカ→Seremban)
14日  74 km  (Seremban→首都クアラルンプール(KL))
15日  23 km  (KL観光)
16日 193 km  (KL→Teluk Intan)
17日 146 km  (Teluk Intan→Taiping)
18日  96 km  (Taiping→butterworth→ペナン島)
19日  0 km  (ペナン島観光)
20日 112 km  (ペナン島→アロースター)
21日 140 km  (80km:アロースター→国境Padang Besar)(60km:タイ入国→ハジャイ)

total:1,142km/12days in malaysia

西海岸沿いに走ると主要な都市を回れる。
世界遺産マラッカ、ペナン島、首都クアラルンプール・・・
シンガポールとの国境からタイの国境まで、
およそ1100kmの道のりだ。

走りやすさ:
道の状態は悪くない。田舎道で多少デコボコを気にする程度だ。
モーターバイクが多いお国柄で、主要道には左側にバイク・レーンがあるので自転車はそのレーンを安全に走れる。
ただ時々、というかかなりの頻度で「逆走バイク」が正面からやってくる上、
たいていその運転手は中学生くらいの子どもだったりする。
そこだけ注意するといいかもしれない(苦笑)

南北を縦断するハイウェイ(E1)は残念ながら走れない。
(これが走れたらどんなに快適なことか!!)
ただ、「E~」とつく高速道でも、首都KL内なら走れるところもある。

ペナン島にかかる橋はハイウェイなので自転車は通れないが、
代わりに対岸の街butterworthからフェリーが出ている。
安いし、つかの間の船旅も風情があっていい。

宿探し:
「毎晩安い宿にありつけるかどうか」、
これが出発前の最大の不安ゴトだったけれど、
結果からいうと杞憂に終わった。

地図をみて、そこが人口の多い街であれば必ずいくつか安宿がある。
「~酒店」「~旅社」と書かれた看板が目印の中華系安宿なら
シングルームの相場は30-50リンギット(1000-1500円くらい)。
ちょっとした中級ホテルなら100リンギット前後といったところ。
(2011年現在)

西海岸なら比較的大きな街が点在しているので、
ほとんどの場合100キロ圏内に、
少なくとも150キロ圏内に次の目的地を設定できるはずだ。

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情報ノート【自転車deシンガポール】


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記録
2011.07月
07日 29km (空港→Singaporeの繁華街)
08日 25km (観光)
09日 57km (繁華街→北部の国境→マレーシア南端の街ジョホールバル)

国際空港のチャンギ空港から、宿街やマーライオン公園のある
シンガポールの繁華街まで約30キロ。
そして繁華街から北側の国境の橋まで約50キロ。
多めに見積もっても全体で100キロほどのみちのり。

走りやすさ:
シンガポールはとても走りやすい。
地図に載っているような通りなら間違いなく広々とした2-4車線で、
自転車専用レーンはなくとも十分安全に走れる。
暑さ対策だけすれば、あとは快適なサイクリングだ。

シンガポールの地図は空港の観光案内所で無料でもらえ、
マレー半島の地図は繁華街にある紀伊国屋で買える。
スポーツバイク用の自転車ショップも数件。
東南アジアにしては物価は高いが、買い物に不自由はしない。

ただし、マレーシアへの国境通過が少々やっかいだ。
国境は両国を結ぶ「橋」で、
シンガポールを縦断する大きな高速道がそのまま橋につながり、イミグレはその中にある格好だ。
自転車専用に別のイミグレはないから、
橋の手前から高速道に入り、モーターバイク専用レーンに横入りする形でイミグレに向かうしかない。だから、土曜日の夕方なんかに行ってしまうとバイクの群れに囲まれ死ぬような思いをする。ちるじろうはそうして死ぬような思いをした苦笑(その時の記事はこちら)。
モーターバイクレーンへの入り口はわかりにくいので、
その辺の国境警備のおっちゃんに聞くといいと思う。

宿探し:
シンガポール繁華街の「Little India」地域にバックパッカーズ・ホステルが集中している。ここを拠点に自転車で観光や買い出しに行ける。

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タイで○○○たいざい

最後の最後にやらかしてしまった。
なんてことだろう、
ちるじろう、現在タイに不法滞在中・・・。

※※※※

ホテルを変えてチェックインしたときのこと。
「きみのビザ、切れてるみたいだけど?」(観光許可日数オーバーしてるよ、と言いたかったんだろう)
俺のパスポートをめくりながら
受付のニィちゃんが心配そうに発したこの言葉がすべての発端だった。

でも、日本人は30日間はタイに観光で(つまり無ビザで)いられるはずだ。
マレーシアから入ったときに、イミグレの人が間違えたんだろう。
大使館にいけば、「よく間違えるのよね、ごめんね」とか言って
すぐに修正してくれるに違いない・・。
まるで心配などなかった。
翌日に受付のニイちゃんに「大使館にはもう行ったの?」と催促されて、
じゃぁ行っとくか、とやっと腰をあげたくらいだ。

ところが、気軽に立ち寄った日本大使館は、
予想外の仰天事実を教えてくれた。

※※※

「陸路でタイに入る場合は、観光目的の入国は15日間まで。
空路で入れば30日間まで滞在できます。次回から気をつけてね。」

受付の人の声はすんなり頭に入ってはこなかった。
いやこちらの頭が「この情報はキケン!」と瞬時に判断して
断固拒絶したのだろう。しばらく狼狽し、言葉がでなかった。
さらに追い討ちをかけたのが
「罰金は1日につき500バーツ」という仰天事実。
16日のフライトまで、合計12日のオーバーステイなので、
なんと6000バーツ(1万8千円)も出国時に支払わなければならない・・。
タイでは3食外食したって2週間は楽に暮らせる金額。
頭をくらくらさせながら、何とか大使館から這い出した。
そして自転車にまたがり思った。
「カオサンロードしかない」と。

※※※※

とにかく16日までの滞在費を最小にして切り抜けないと・・。
(フライト変更して前倒しで帰国も手だが手数料が高く断念。)

タイで世界的に有名な安宿街「カオサンロード」に直行し、
カオサンから一本隣の細い通りの、さらに薄暗い路地を入った場所に
1泊80バーツの宿をやっと見つけてチェックイン。(4ベッドのドミトリー)
飯も、おなじみ30バーツ(90円)のチキンライスから
なんと10バーツ(30円)ラーメンまで、
カオサン周辺を丹念に探すと安くてうまい店はいくつもあった。

「よかった、これなら何とかなりそうだ」
がんばりゃ200バーツで1日過ごせる。
宿には日本人もいるし日本語の本もあって暇つぶしには事欠かない。
最後の最後に思いがけない出来事が起こったけど、
これは考えてみると面白いっちゃぁ面白いかもしれない。
こういう極貧生活も楽しいんだ。
16日まで、楽しく”沈没”することにしたい。

※それにしても、このカオサンロードというのはある意味あぶない。
カオサン内に宿をとれば、一日100歩も歩かずに
すべての用が足せてしまうのだから。
長期滞在(=沈没、という)者が多いというのも、体験した今は納得だ。

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タイ - 結婚式に出席

はるばるマレー半島を北上した最大の目的、
タイ人の友人の結婚式に無事に出席してきた。

※※※※

大学時代の共通の友人らとも当日バンコクで再会して、
18時開催にあわせて17時半ごろ会場となるレストランへ。
別の日本人も何人かすでに来て、受付付近はにぎやかだ。
受付をする人も、式を挙げる友人と同じように
日本への留学経験をもつ20代のタイ人の若者たち。
そのうちの一人が面白いことを言うので、思わず笑ってしまった。
・・「この時間帯にくるのは日本人だけだね。」

この言葉通り、18時までに来たのは日本人、18時以降になってタイ人が続々とやってきた。
ようやく席が埋まったのは19時ごろだ。
過去にタイでの結婚式に参加したことのある人によると、
タイの結婚式は(と言ってもいくつかパートがあるうち、
日本でいえば2次会みたいな友人知人が招待される式のことだけど)
開催時間になってから徐々に人が集まってゆるやかに始まり、式は夜遅くまで続くらしい。
帰りたい人は自分の都合で帰ってゆく、いわば出入り自由方式。
個人的には、こういう祝い方のほうがどこか温かみがあっていい。

式を挙げた友人は別人のようにキレイだった。
終盤、いじわるく「今日、何枚写真撮った?」と聞くと
ちょっと顔をしかめて「もう、5千枚は撮ったよ~。(苦笑)」とのこと。
聞くと式自体は朝からやっていて、一日中式の連続なのだという。
それでも、疲れた顔をみせず、笑顔で写真に応じていた姿が印象的だった。
きっと大変な一日だったのだろう。ほんとうにお疲れ様だ。

来場者はみな主催者の要望にこたえて女性はピンク系のドレス、
男はワンポイントでピンクのものを身に付けていて、
たくさんの友人知人らであふれた室内はお祝いムード一色だった。
こういう空間に身をおくと、心のそこから暖かい気持ちになってしまうから不思議だ。
はるばるやってきた甲斐はあった。出席できて本当によかった。

友人Y、ご結婚本当におめでとう!

※※※※

マレー縦断も無事に終わった。
8月16日までバンコクにいて、
その後オーストラリア(メルボルン)に戻ります。
次は、オーストラリア大陸中央部へとコマを進めていきたいな:>

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(回想録) タイ―”彼らの町”

※7-8月のマレー半島縦断の回想録です

2011年8月5日。
バンコクに到着して4日目、安宿を離れビジネスホテルへ――

*****

バンコク繁華街から少し離れたゲストハウスに3泊後、
繁華街中心のビジネスホテル(?)wall street innにチェックイン。
友人の結婚式の前後くらいは身を整えたい、と思って普段の3倍もするホテルを取った。さすがにシャワーは熱いしテレビもエアコンもある。
髪を切り、ひげを剃った。あとはヨレたワイシャツにアイロンをあてれば式の準備はOKだ。

実はこのホテルはウワサの夜の街”ハッポン”と呼ばれるゴーゴーバー密集地のど真ん中にあって
「夜の街のビジネスホテルなんて、ちょっと面白そう」
面白いアクシデントを期待してネット予約したけれど、これは2日目で大いに後悔した。
「マッサージ?」「ヤングレディー?」
宿に戻ろうとするたびに昼夜問わず怪しい男たちに声を掛けられるのはメンドウ極まりない。でも屋台が所狭しと並ぶのは面白く、用もなく屋台街を歩く日々が始まった。

*****

(話は変わり・・)
そういえば・・どこの街で見たんだっけな?
以前通過した町で、若くて生きのいい、自分と同じ年頃のニイチャンが青空市場でいい顔して働いているのをみた。
そしてここバンコク繁華街でも、小さな小さな女の子が不釣り合いに大きな屋台を引っ張っているのをみた。

こういう光景に出会うたび、俺の旅はなんなのだろうなぁ、とふと思ったりする。みな、俺が自転車ですれ違う地元の人々はみな、当たり前だがそれぞれ仕事を持って生きている。時として、その姿にハッとさせられるのだ。
その姿は背景の”彼らの町”とそれはもう見事にマッチして、一枚の写真に切りとりたいと思うほどの美しさがある。

たとえこの旅が誰に影響を与えるでもなく、何を生み出すわけでないとしても、その先の何かにつながってゆくと信じたい。いや、信じなければ旅を続けることはできないのだ。

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