【スリーピング・マット】

コンフィエアマットレス165(amazon画像)
イスカ社製「コンフィ エアマットレス165」
price:¥7,000~¥8,000

長さ165cm、厚さ3.2cm、重さ710gのエアマットレス。
バルブを開けると自動で膨らむ自動吸引式。

●購入に至るまで

登山を始めたばかりのころは、500円で買えるようなロールマット(通称”銀マット”)を使っていた。でもこれ、経験ある方は多いと思うけど、とんでもなく「背中が硬い」のである。笑

断熱効果はありそうだし、たまにする数泊の山歩きの夜を”やり過ごす”にはちょうどいい代物でもテントが毎日の「家」になる長期ツーリングにはあまり向かない。
そこで海外遠征を機に、お硬い銀マットは卒業して、いよいよエアマットレスを買うことにした。

エアマットは各社から出ていて種類は多いが、値段も¥8,000弱と手ごろで丈夫そうという理由から、イスカ製の「コンフィ エアマットレス165」に決めた。

エアマットの選択する際の注意点は、「自動吸引式かどうか」と「長さ」だ。
登山用品店に売っているようなものなら、その多くは「自動吸引式」といって
バルブを開けると勝手に空気が入り、最後に2-3回手動で空気を入れるだけで済むようになっている。

長さは各社とも120cm、165cm、180cmなど選択肢がある。
実際寝るときを考えると、枕の部分はマットは必要ないから、たいていの場合は165cmで間に合うだろう。

120cmのものは、すべてを背負って移動するバックパッカー向けだ。
膝から下もマットがなくても十分眠れるから(代わりに服やバックパックを敷く)、120cmでも対応できる。
もう一つの180cmは長身男性向けと言っていいと思っている。
上述の通り、身長をすっぽり包むほどの長さは必要ない。
あまり長いと嵩張るし、空気を入れるのも大変だ。

●使用後の感想

イスカの「コンフィエアマットレス165」についてはほとんど満点をあげていい。
銀マットと比べるとまさに”革命”といってよい快適さだ。
そして自動吸引式のおかげで、テントを張るとき最初にマットのバルブを開けて放っておけば、テントを設置完了したころに十分空気が入り、最後に2-3回吹き込むだけでいいというお手軽さも気に入った。

マイナス1点分の問題は、付属の収納袋が小さすぎること。
この点はネット上でもカキコミが目立つ。「収納が大変、汗をかく;」等々・・みなさん苦労しているようだ。
でもこれは「2回巻きなおす」ことで解決できた。
収納時、1回目のローリングを”仮の空気抜き”として行い、
2回目でしっかり巻いて収納袋に入れるとすっぽり入る。

ただ・・、実をいうと海外自転車旅5か月目で早くも壊れてしまい、
今は2代目をつかっている。
何度かマットに水をこぼしてしまったのが原因か、
中のボンド部分がはがれて、半分が風船のようになってしまったのだった。

●2代目
mountain designs pro3.8 standard

Mountain Designs製「Pro 3.8 standard」
price:A$80(¥7,000くらい)

オーストラリアはアウトドアが盛んで、日本よりもエアマットレスの選択肢が多かったのがありがたい。どれも日本円でいうと1万円~2万円の価格帯、質も日本のそれと変わりない。

マウンテン・デザインズ社は各都市にチェーン店を持つアウトドアショップで、
自分が買ったものはそこのオリジナル商品。(長さ168cm、厚さ3.8cm、重さ654g)。
もともとA$130だったものが、イースターという大きな祝日のセールでA$80になっていた。
50ドルの値引きに目をくらませて即決したが、テントに戻って空気を入れようとしてびっくり。
なんと自動吸引式ではなかったのだった・・(汗)!
毎日空気をセルフで入れるのは少々大変だけど;、せっかくだから買いなおすことなく愛用していきたい。

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