キャンベラに到着!!タスマニアはどこだ

キャンペラからこんにちは。
ちるじろうは元気に自転車を漕いでいます。

旅は、順調そのもの。
そう、順調に、大変順調に・・遅れています(笑)

*****

「年越しはタスマニア島の世界遺産の山頂で!」

なんて身近な友人たちに言っていたのが早くも懐かしい。汗
タスマニアは、今いるところから700キロも先にあるのだ。
こりゃぁもう笑うしかない。

シドニーより6泊7日のキャンプ生活を経て、よくやく首都キャンペラについた。牧草地帯を視界の先まで真っ二つにしている国道沿いに、キャンペラの州に入ったことを示す看板を見つけたときは思わずガッツポーツをした。
右手じゃ足りなくて左手でもした。
シドニーより360km、オーストラリアにきて745kmのペダリングの先に、ようやくたどり着いたのだ。
シドニーキャンベラ間の国道
国道沿いのrest areaでのキャンプ

キャンベラでは安いバッパーが見当たらずYHAに泊まった。
暑いシャワーを久々にあびて(道中も川で水浴びはしてたけど)、
2日間久々の休息をし、ウォークマンやパソコンの充電、
食料の買い出しを済ませた。
今日からまた、次の目的地に向けて自転車を漕ぐ日々が始まる。

*****

年越しは、タスマニア島あらため、
ある山の頂でのブッシュキャンプ(森の中でテントを張ること)にしたい。

キャンベラより150kmくらい南方に、コシウスコ国立公園というのがある。
そう、何を隠そう、そこには7大陸最高峰の一つ【Mtコジウスコ(2228m)】があるのだ。
ここで年越しを挟んで2泊3日のトレッキングをする。
この国の標高トップ3の山々を一挙に周るコースだ。
なかなか、面白いんじゃないかな。
ただ、たどり着けるかがまず心配。日程的にはぎりぎりだ。
・・というか2000m付近まで50キロの自転車でいけるのか!?

その後はそのまま南下、メルボルン入りして、そこから船で自転車ごとタスマニア島に入るつもりでいる。タスマニアで運よくピッキングのバイトが見つかれば、3-4か月はいられるんじゃないか。

ざっと現状はこんな感じです。
また、ネットができる環境があれば更新します。

ともかくも。700キロ無事に自転車を漕げたことに、感謝。

レイク・ジョージ
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【Ruined Castle Track】ブルーマウンテン国立公園

【Ruind Castle Track】

ブルーマウンテン最大の見どころは、なんといってもKatoomba(カトゥンバ)の市街地の先にある断崖絶壁からの壮大な眺めだろう。
崖の上にたつと、濃緑の森が視界の先まで埋め尽くし、それを囲うように約200mもの崖が両脇からそびえる。
奇岩「Three Sisters」が崖っぷちにそびえる写真はポストカードにもなっているほど有名だ。

ここで紹介するRuined Canstle Trackは、
そんな眼下の森を歩き、小高い丘の上から壮大な景色を独り占めできる岩場に向かうコースだ。

*****

アクセスタウン:Katoomba
歩行:往復6-8時間(12kmくらい)

奇岩Three SistersそばにあるScenic Worldというゴンドラ乗り場からがけ下を降りていく。カトゥンバ滝を眺めながら底まで降りると、かつての炭鉱あとを観察できる整備されたボードウォーク(木製の歩道)があり、その脇(炭鉱あとのオブジェがあるところ。分かりずらい!!)からトレッキングが始まる。

Ruined Castle Track 崖を見上げる

下から眺める崖もまた格別だ。
崖沿いに歩くコースの途中にガレ場があり昼食をとったが、
上から吹き抜ける風、遠くかすむ森と崖と空の調和・・
それはまさに心が洗われていくような時間だった。

ユーカリの密林の中、高低差のない散歩道をひたすら歩くと、
やがて看板があり右折、丘の上までひと登りする。
Ruined Castle=廃城だ。きっと何か炭鉱遺跡があるのではと思っていたから、最初はその場所を通過してしまっていた。目的地には看板も何もなく、かわりに丘のてっぺんにでかい岩が2つ突き刺さっているだけなのだ。
その岩がRuined Castleということらしい。

その岩に登れば、あたりの景色が一望できそうだった。
勢いよくよじ登ると、4時間弱のトレッキングで木々を下から見上げるのに慣れた目に信じられないような景色が足元に広がった。

はるか先まで濃密な森林が360度広がり、
そのうしろには切り立った絶壁が森を囲うようにそびえる・・
垂直の絶壁が、陽の光を浴びて鈍く輝いていた。
Ruined Castle=岩の上で記念撮影

ロンリープラネット社のガイドブック「Walking in Australia」にして”a favorite of many Blue Mountains walkers”と言わしめるのも頷ける、一日で往復できるコースとして最高のルートだろう。

このルートはMt.Solitaryとそのキャンプサイトまでの2daysコースと同じルートでもある。余裕があれば、絶壁に囲まれた森で”ブッシュ・キャンプ”もいいだろう。

ユーカリ

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【Red Hands Cave】 ブルーマウンテン国立公園

●Blue Mountain National Park

概要:
シドニーから西に65kmに位置し、雄大な崖に囲まれたユーカリの森の景色が素晴らしく、トレッキングコースも豊富にあるため、ニューサウスウェールズ州の一大観光スポットになっている。2000年には世界遺産にも登録された。

【Red Hands Cove track】
オーストラリアらしいユーカリの森を歩き、
アボリジニーの”ロックアート”が残る岩までの往復コース。

アクセスタウン:Glenbrook
歩行 :約4時間(11km)

ブルーマウンテンの中心地はkatoomba(カトゥンバ)という都市だが、
その手前のGlenbrook(グレンブルク)にもアボリジニの遺跡があるので立ち寄りたい。

ちるじろうは自転車でRed Hands Caveまで行った。
回り込むようにダートロードがあり、自転車でもアクセスできるのだ。
オーストラリアらしい赤茶けたダートのまっすぐな道、
道路脇まで迫る乾燥したユーカリの森。
夏場は相当暑く、手軽に?オーストラリアらしいブッシュウォーク(トレッキングのこと)が楽しめる。

red hands caveまでの道のり

Cave周辺にEuroka camp site(エウロカキャンプ場)があるからテント泊もいい。
ここに2泊したが平日はほぼ誰も来ないので、
広々とした芝生のキャンプ場で静かな一日が過ごせる。
1泊$10で、水・トイレ・BBQ台に薪とすべてがそろう。
運がよければカンガルーやゴアナという巨大なトカゲも。(ちるじろうは両方遭遇できた!)
Euroka Camp Site(Glenbrook)
ゴアナ

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山小屋アルバイト② 仕事内容と収入

①では山小屋アルバイトの応募方法について紹介した。
このページでは、実際にはどういった業務があって
どれくらいの収入が得られるのかを紹介していきたい。

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山小屋アルバイトって体力仕事ばかりじゃないの?!
と思われている方も多いかもしれないけれど、
それは半分正解、半分不正解だ。

①でも書いた通り、山小屋アルバイトとは
「山の上での民宿業・接客業」といっていい。
リゾートバイトという言葉が持つある種のゆるいイメージは最初から持たないほうがいいと思う。
慣れない高地で一日中接客業・・これを数か月やるのは正直体力的・精神的に大変だ。

具体的に、どんな仕事内容を一日の中でどうこなすのか・・
例として、シーズン真っ盛りのある一日のスケジュールを見てほしい。

04:10 起床
04:30 朝食準備
04:50 お客の朝食(50名×2回転)。配膳&片付け
06:10 布団たたみ
06:20 スタッフ朝食
07:10 布団続き、トイレや部屋の掃除など
08:00 全員でティータイム
08:45 2チームに分かれて休憩1.5Hずつ
*休憩班-散歩や読書や昼寝
*仕事班-キッチンにて客に飲み物や軽食・スタッフの昼食準備
12:00 スタッフ昼飯
13:00 2チームに分かれて休憩1.5Hずつ
*仕事班-夕食の仕込み(おコメ研ぎや野菜を切ったりの準備)。
16:40 お客の夕食開始(3回転、100名ちょい)
18:10 スタッフ夕食
19:10 開放!!夕日を眺めてテントに戻る。

起床時間はお客の入り次第。3時台もあれば6時台もあった。
仕事内容はだいたい上記のようなことを毎日こなしていたと思う。
そのほか、布団干しや登山道整備、石垣の積み直しなんて外作業も時々加わる。

最初に書いた体力面での”半分正解”の部分については、
これは標高が高ければ5-6月に「雪かき」があるし(これがきつい!)、
不足品がでれば急きょふもとまで「歩荷」(ボッカ=人力での荷揚げ)をしたり、ヘリでの荷揚げの日は荷物が置かれた地点から小屋まで荷物運びをしたりすることがある。

でも、体力に自信がなくても大丈夫だ。
「体力がないやつは即クビ!」なんてことにはまずならない(笑
けれど、少ない人数で仕事をまわす以上、
体力があるほうが何かと重宝されるだろう。

・・・少し厳しい面を正直に書いたけれど、
面白いスタッフたちと一緒に生活するのは楽しいし、
標高の高いところで毎日おいしい空気を吸って、朝日や夕日を眺め、
珍しい高山作物や動物に出会えるなんてのは
山小屋バイトでしか味わえない感動だろう。
短期でもいいし、もし1シーズンやればかけがえのない経験になるに違いない。

ちるじろう自身は、とても面白かったし、
きつい仕事もきついからこそいい経験になったと思っています。
もう一回やってもいいなぁ。

山を背景に

********

さて、収入について。

①日給
「インクノット」などの山小屋バイトの総合サイトで見比べると分けるけれど、
日給はおおよそ6500円前後で設定している山小屋が多い。
食費を含めるかどうかも重要だ。

②休日
これは山小屋によってさまざま。
市や法人が経営している場合は法律上の?決められた休日を消化しなければならないので週1.5日くらい休日があるはず。
個人経営ならそれこそ千差万別、ちるじろうの働いた山小屋は決まった休日はなく、「取りたいときに申請してとる」方式だった。

③そのほか手当
通勤手当として一回分の往復交通費、
また夏季の大入り手当みたいなものも山小屋によって設定してある。
要確認だ。

これら①~③を踏まえて、
行きたい山小屋があれば一度募集のページを確認して計算してみれば、
だいたいの金額はでてくる。

ちるじろうの場合は、日給7300円で休日はなし、手当ありの条件で5か月働いたので、
7300円×30日×5か月+往復手当1万円+大入り手当数万円(忘れた汗) =・・・(内緒)
ただ、友人の結婚式があったり虫歯など病院にいく用事があったりと、なんだかんだで結構休日はとった。
さらには、ここから各種税金(市民税・年金・健康保険)をガツンと払わなければならないので、手取りで3ケタいったかな!?というような収入だった。

山小屋バイトの収入を当てにして旅の計画を立てる人もきっと大勢いると思う。
少しでも参考になればうれしいです。

(※未確認情報ながら、市や法人経営の山小屋で数か月働く場合は「臨時職員」での採用となるため、下山後にハローワークで申請すれば失業手当がかなりもらえる・・との情報あり。
試してないので要確認。情報求めます。)
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カテゴリー: 2010 山小屋アルバイト | 2件のコメント

世界遺産「ブルーマウンテン国立公園」

森から突き抜けるように大きな岩が丘の上に刺さっていた。
その岩の上に登れば、あたりの景色が一望できそうだ。
ぼくはその岩の上によじ登った。
4時間のトレッキングで木々を下から見上げるのに慣れた目には
まさに”信じられないような景色”が足元に広がった。

はるか先まで濃密な森林が360度広がり、
そのうしろには切り立った絶壁が森を囲うようにそびえている。
垂直の壁が、陽の光を浴びて鈍く輝いていた。

ブルーマウンテン国立公園での経験はあらゆる意味で衝撃だった。

シドニー近郊80kmほどのところにある、世界遺産の森「Blue Mounain National PArk」。
オーストラリア東海岸沿いに縦長く横たわる山脈の中部に位置し、
絶壁を背景に深い森と滝が点在する雄大な景色が、多くの観光客を引き寄せる。

自転車で標高900mのブルーマウンテン散策の拠点となる街「カトゥンバ」まで行くのは地獄のようにしんどかった。
水と食料を合わせれば自転車の総重量は50kgを超えるから(自重とそんなに変わらない!!)、
坂がきつくても、できるだけこぎ続けなければならない。
押して歩くのも、さらなる地獄だからだ。

森に入り、ダートの道を30分ほど自転車で漕いだ先にテント場があったので2日間利用した。
風と鳥の声しか聞こえない、外国らしく広い芝生が広がる森のテント場。
白くでかいインコ”クレステッド・カクトゥー”がぎゃぁぎゃぁ言いながら飛び回り、
「いつか見てみたい」と願っていたワライカワセミも、テントのすぐ上の梢にとまっている。
ワライカワセミの鳴き声は噂通り本当に面白い。
「ふふふふふ・・はははははははは!」と鳴くのだ。
一時期流行った笑い袋(?)みたいな感じといえばいいだろうか。

ブルーマウンテンは野生生物の宝庫でもあり、
ウォンバッドやカンガルー、「ゴワナ」と発音する大きなトカゲなどが生息する。
テント場とその付近でさっそくカンガルーと巨大なトカゲが現れた。
目を閉じるとカクトゥーの恐竜のような騒がしい鳴き声が聞こえ
目を開ければ大型の野生生物が目に入る。
その経験はまさに”タイムスリップ”といってもよかった。

夕食のときBBQ台と薪があったから近くの落ち葉を燃やすと、
油が乗ったようにバチバチと激しく燃え、それがユーカリだと教えてくれた。
夕闇がせまると、テント場の上でワライカワセミが楽しそうに笑い転げていた。
こちらも何となく、愉快になった。

オーストラリアにきてまだ一週間ちょい。
でもたった一週間という感じはまるでしない。
もっともっとこの国を知りたいと、心の底から願っている。

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