パースで定住生活を始めて、早3週間。
ミクシ―で見つけたジャパレス仕事で週6、1日9~10時間
宿はバッパーのドミトリーで、
シェアハウスに移ろうと、情報掲示板と毎日にらめっこする日々―――
自分でも滑稽におもえるほど、今は「ザ・典型的な日本人のワーホリ」という生活を送っている。
毎日日本語が聞こえ、日本語を話し、まかないはご飯とみそ汁とお漬物・・海外でこんな生活をするなんてつい一ヵ月前まで想像だにしなかったけれど、それでも英語を使う機会はいくらでも作れるから悪くはない。
(今更)用語解説
ジャパレス=日本食レストラン
バッパーのドミトリー=バックパッカーズ・ホステルの相部屋
シェアハウス=一軒家を数人で割り勘する宿泊スタイル
****
面白いもので、オーストラリアにいようとも、日本人ボスの日本食レストランにいるとそこはまったくもって”小さな日本国”のようになってしまう。
なんでなんだろう、日本人が周りにいると妙に気を遣っている自分がいる。
言葉に気を遣わないといけない、微妙な距離を置かないといけない。
そんな日本の職場的束縛感がウヨウヨとレストラン中を覆っているのを感じてしまうのだ。
そんなとき、たまらなく外国人と話したくなる。
風通しのいい環境で働いて、英語でコミュニケーションをとりたくなる。
不思議なもので、ジャパレスで日本を感じることで、逆にこっち(海外)に住みたいという想いが強くなっていく・・そんなことを思うのだった。