僕がオーストラリアを好きな理由

パースについて早一週間。
到着翌日にレストラン(日本食)での仕事を得て、
サイクリングライフに代わる新たな”日常”が始まっている。

ある日、面白い光景にであった。
自転車通勤でいつもの自転車専用道路を走っていたときのこと。
遠く前方に、ローラースケートを快調に滑らすティーンエイジャーの姿が見えてきた。海沿いの歩道に、雨上りの青空。芝生はぬれてキラキラと光っている。そんな景色を背景に、少年が夢中でローラースケートを楽しんでいる。
「なんていい雰囲気なんだろう」
そう想いながら自転車をのんびり走らせていた。

しばらくすると、ベンチで休んでいる初老の男の横を通り過ぎた。
ふと見ると足にはローラースケートを履いている。
「・・・・!!!?」
自分のしていたらしい勘違いに気付いた途端、おかしくて笑ってしまった。つまりティーンエイジャーに見えた男は、実は50をとうに過ぎたおっちゃんだったのだ。

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僕がオーストラリアを・というか海外を好きな一番の理由はここだな、と思う。

オーストラリアでは、何かアクションを起こす際に「年齢」というものを気にする必要がほとんどない。
何歳だろうがやりたいことがあればやったらいい――国中にそんな雰囲気が漂い、だからこそ人々は十人十色・千差万別のおもしろい生き様をもつ。

初老の男性が少年のようにローラースケートを真昼間から滑らせている。これを「いい歳した大の大人が・・」とみなす環境か、それとも「楽しんでるかい?面白い趣味だね!」と気軽に声をかけてしまう環境か――

自分はやっぱり後者の世界に身を浸していたい、
パースの街中に向かいながら、そんなことを思うのだった。

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ということで唐突ですが

次なる夢は「留学」ということになりそうです。
2年留学でディプロマ(準学士)取得を目指します。

英語を完全に習得するには”英語を使って何かを学ぶ”行為が必要だと、NZワーホリ時から常々思っていました。それを実行するタイミングがきたようです。

そのために、この「パースでの半年間」における主なターゲット(目標)に
・IELTS 6.0取得(入学条件)
・学費の調達
・パースフルマラソン完走 (←これは関係ないけど笑)
を掲げてます。

自転車を降りるからには、中途半端にはやりません。
どうせやるなら、プロを目指す
それくらいの強い気持ちを持たなければ、中断した自転車世界旅というかつての夢に失礼です。

そして・、もしまた自分の息が止まると思う瞬間がきたとして
その瞬間に「これまでの生き方に後悔なんてない」そう常に思えるよう生きていきたい。そういう想いもやはりもあります。

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まぁともかくとにかく、人生楽しくオモシロく。
数百万円で人生の一大ギャンブルができるんだ、
こりゃぁトライしないと。

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