【Russel Fall& Tall Tree Track】 Mt.Field National Park

(Swamp Gum)
Tall Tree walk

概要:
タスマニアの州都ホバートから、ダーウェント・リバー沿いにハイウェイを北へ進むこと約60キロ。周囲の景色が牧草地帯からユーカリの森林に変わりしばらくすると、マウント・フィールド国立公園は見えてくる。ホバートから日帰りで周れる観光地としてどのガイドブックにも紹介されているほどの有名な国立公園だ。

【Russel Falls& Tall Trees Track】

Mt.Field West(1439M)をはじめとした山岳地帯を有する一方、
滝や巨木などの主な見どころはすべてエントランス付近にある。
それらをめぐる30分~1時間ほどのショートウォークが人気だ。

ちるじろうは、「Russel Falls walk」、「Tall Trees Track」、「Lady Barrn Falls Track」という3つのショートウォークを繋げて、2~2.5Hで戻るコースをとったので紹介したい。

アクセスタウン:HobartやNew Norfork
※公園エントランスにキャラバンパークがある。
歩行時間   :2時間ほど

(Russe Falls)
Russel Fall

「Russel Falls」ほど知名度のある滝はないだろう。
Tasmaniaと名のつく写真集には必ずと言っていいほどこの滝が登場する。
密林を突き破るように何段にもなった滝がサーっと落ちている写真を、タスマニアに来てから何度も目にした。滝の奥に露出した断層は、恐竜時代の層すら含まれている――そんな注意書きにも興味をそそられる。

Russel Fallsは意外にも、歩いて10分という、誰もが気軽に行ける場所にある。清流ぞいの木性シダが生い茂る雰囲気あるコースを歩き、その先に轟音を立てるFussel Fallsが見えたときはきっと誰もが想像以上の迫力に思わず目を奪われてしまうだろう。

昼間は見物客が途切れないほどの人出で観光地の雰囲気なので、
ふもとのキャンプグラウンド($10)にテントを張るなどして早朝に歩くといい。昼間のそれとは違う、――轟音を立てながらもどこか静寂さが漂う――本当のRassel Fallsが楽しめる。

さらに、この国立公園にはもう一つの見どころがある。

滝の奥に伸びるTall Trees Trackに進むと、
まっすぐ上を向かないと頂点が目に入らないような、背の高い巨木がいたるところに伸びているのだ。ユーカリの一種「swamp gum」という、高さなんと70-80mにも達する巨木群で、最高記録は98mもあったという。
実際に目にすれば、「花を咲かせる植物としては世界で最も高い木」との文句も納得できるだろう。タスマニアにはこの樹より高い”建物”はないと考えるとなんだかおもしろい。
州都ホバートのビル群もかなわないのだ。

森の中に木々の高さを図る装置が置いてあるのも気の利いたひと工夫だったし、説明の書かれたボードが一定間隔であって役だった。ただ、この背の高い巨木を写真に収めるのは、誰もが相当苦労するに違いない(笑)。

(注:北アメリカのレッドウッドが112mで全植物の世界一、とのこと)

(Lady barrn Falls)
Lady Barrn Falls

人気ブログランキングへ

カテゴリー: 3.タスマニア州編 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。