Rocy Cape National Park
概要:
穏やかな丘が連なる内陸部を歩けば海岸線が広々と弧を描いて眼下に広がり、海岸線は別の惑星を歩くような別世界。
ロッキーケープ国立公園は景色の素晴らしさだけでなく、
「Banksia」という貴重な植物がみられるほか、アボリジニがかつて暮らしていた洞窟もある。島の北西部という、タスマニアの中でも観光地化されていない場所柄にあり訪れる人は少ないが、ここでは見どころあふれる国立公園として紹介したい。
【Inland track & Coastal Track】
アクセスタウン:wynyard(15kmほど東。ここから自転車でアクセス。)
所要時間:7-8時間(往復)
インフォメーションセンターで手に入る無料情報誌やトレッキングガイドには、なぜだか全くと言っていいほどこのロッキーケイプに関する情報や写真が載っていない。島の北西部という取り立てて何もない場所柄も手伝ってか
知名度は抜群に低いようだった。そのことが逆に興味をそそり、足を運んだ。
公園にはその両端に入り口がある。灯台と、シスターズ・ビーチだ。
これらを結ぶトラックが2本ビーチ沿いと内陸部に伸び、7-8時間あれば往復できる。
他にも30分程度のウォーキングコースもあるようだ。
(事前情報がまったくなく、現地の看板で知った(汗))
当日は天候に恵まれ、快晴微風の夏空のもと緑の丘をのんんびりと歩いた。
inland trackは海岸線からの強風のためか樹木がまばらで、ボタングラスという鞭のような草が足元に広がる草原地帯で、
丘の上に立つと遠く海岸線が見渡せた。
タスマニア島東部にある有名なビーチ「ワイングラス・ベイ」も顔負けのビーチが足元に広がったときは、思わず感嘆の声を漏らしてしまったほどだ。
しかし、戻りのルートcoastal trackが曲者だった。
気軽なハイキング気分は吹っ飛び、大げさに言えば緑ある地球から無機質な火星にでも行ってしまったような気分になった。
というのも、奇岩が埋め尽くすごつごつした海岸線がそのままコースになっているのだ。奇岩は不思議なオレンジ色をしていて、写真を撮るには事欠かないが、ときに自分の腰や肩ほどもある岩々を渡り歩くのは体力と集中力がいった。
3時間近く歩いてやっとのことで一つの湾を超えて、
次の湾が見渡せた瞬間にギブアップした。
同じくらい大きな湾が目の前に横たわり、
これでもかとオレンジや黒のの奇岩が敷き詰められていたからだ。
(所々にinland trackに通じるエスケープルートがあって助かった..)
タスマニア独自の海岸線の自然環境をそのまま残し、必要最小限の整備をした国立公園と考えれば、これもタスマニア”らしさ”を全面に出した、魅力ある国立公園といってもいい。
別項のMt.Field国立公園のように、観光客が気軽にやってくるような場所とは一味違ったトレッキングを味わいたいのなら少し遠出をしてでも訪れる価値はあるんじゃないだろうか。
元気そうで何より。
楽しそうで何より。
このサイト見るたび、感心するわ。
すげーな~。
怪我せんようにね~。
あ、こないだ結婚式あったよ。いくしの。
>1
コメントありがとう@
元気でそしてチョウ楽しんでます笑
この間チャリごとこけたけど;
いくしー旦那さんになったんだね。いやーなんて明るいニュース!
次は・・だれだろう?