買ったばかりの温度計がなぜか振り切れてぶっ壊れるほどの暑さ。
オーストラリアのアウトバック(内陸部)のすぐそば、Port Augusta(ポートオーガスタ)までやってきた。ウルル(エアーズロック)もここからならわりと近く、まさに大陸のへその部分にやってきたわけだ。
ここからいよいよ通称”ナラボー越え”と言われる、
ナラボー平原という砂漠気候の土地を1700キロ西に向かうヤマ場を迎える。
(ちなみにそこからさらに1700キロ走ると、やっとパース。汗)
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食料10キロ、水12.5L。荷物の総重量は42キロ(+自転車15キロ)。
しこたま食料と水を積み込んだのは、
この1700キロのうち、とくに中間の1200キロは町らしい町がひとつもないという無補給エリアだからだ。ただし100キロ前後毎にロードハウスと呼ばれるガソスタや雨水をためるウォータータンクがあって、そこで水だけは確保できるという。
ナラボー(Nullarbor)はもともとラテン語で、「nullar=ない」「bor=木」、
意訳すれば「木さえも生えない土地」という意味で、
車で運転するときはハンドルは握らずアクセルべた踏みでいいくらい何もないまっすぐな道が続くのだという。
カンガルー、エミュー、ラクダ(!?)が跋扈し、もしかしたらエミューと並走だってできるかもしれない。
さらにもし夏場なら、45℃越えでタイヤさえ溶ける・・と(苦笑)
・・・・ここまで聞いて、「ここをゼヒやってみたい!」と思わない海外サイクリストはそうそういないだろう。(笑)
life is wonderful、なんて楽しそうなルート♪
もしかしたらしばらく更新できないかもしれませんが
チャンスあらばまた更新します。
それでは、行ってきまーす・
ナラポーを突き破れ!!
破ってくる!
1984年にシドニーからパースまで自転車ではしりました。かなり前ですが参考になる情報は沢山あります。懐かしいです。頑張ってください。写真を是非見たいです。応援してます。
けんさん
コメントありがとうございます。
シドニーからパースというと僕とまったく同じルートですね、しかし1984!!
現在より厳しい条件だったと思いますが・・
観光客があふれる前のオーストラリア、きっともっともっと素朴で面白い場所だったんでしょうね。
写真アップするのをすっかり忘れてました、いくつかアップしましたのでぜひご覧ください^^