思いもよらず前回の更新の反響が大きく、
余計な不安をあおってしまったのではと少し反省してます
5月4日にある出来事があってから、大きく考えが変わりました。
その出来事を順をおって細かく書こうかとも思い記事も作りましたが、やっぱり詳細は心の中にしまっておきます。UPしてもいたずらに不安をあおるだけですしね。
それで新たにこの記事を書いているわけですが、ここでは出来事のあらましと「そのとき想ったこと」に焦点をあてたいと思います。
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“ナラボー越え”後から体調の悪さのためテントの中で療養をはじめて、
その10日目でした。
5月4日、雨がふり気温が下がった夜のテントの中で、
風邪のあとに併発した「ぜんそく」の発作が極めて悪化し、死にかかりました。
27年間の人生で、「自分はもうすぐ死ぬ」と心の底から意識したのはこれが初めてです。
ぜんそくは極度に重篤になると、腕一本動かすだけでも呼吸が乱れ、空気を吸うことに全意識を集中しないと窒息してしまいます。
ぜんそくの”波”が一番悪化した深夜、ほぼ呼吸ができずパニックになりかかりました。そのとき、忘れもしない、「死」が隣に座っていることを強烈に意識しました。
不思議なことに、そんな生死の堺のさなかにあって、
「このまま死んで、やりたいことは全部やったのか」
そんな疑問がふいに頭に浮かんできました。
その問いに対して瞬時に「やっておくべきだった」とまず思ったのは、
「これまで出会った人にありがとうと一言あいさつしたかったなぁ」
ということでした。であった人というのは、家族であり、友人であり、これまで付き合ってくれた女性でもあったろうと思います。こんな自分とかかわってくれありがとう、そう言いたい思いにかられました。
そして、次に思い浮かんだのが、これが自分でもちょっと不思議ですが
「もっと英語をやっておけばよかったなぁ」でした。
「自転車で世界を旅したい」「アウトドアをもっとやりたい」・・という、現在の最優先にしている事項よりも先に、「英語をちゃんと習得したかった」がきた・・・これは今一番やりたいことを自分はやっていると思っていた自分にとって、とてもショッキングなことでした。
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発作はそのあと丸2日かけて何とか動ける状態まで回復し、
町にあったユースホステルに逃げ込んで、
現在はほぼ体調が戻ったところです。
そして今、僕の頭をとらえて離さないのは、
死にかけたときにやっておけばよかったと思ったことを真っ先にやりたい、ということです。言い換えれば、
「今一番やりたいことを、いますぐやろう」
ということ。
やりたいことを後回しにする理由など、もう何ひとつない――
そういう想いを胸に、今後どうするべきかを考えているところです。
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自転車は、パースに到着(つまりオーストラリア大陸横断達成)を機にいったん降りようと思います。自転車でのオーストラリア大陸一周の夢は、残念ながら未完の夢となりそうです(正直もともと時間的・金銭的に厳しかったこともあります)。そのあと予定していたユーラシア大陸横断も、届かないところにいってしまうかもしれません。
それでも、あきらめるわけではなく、これはあくまで「中断」です。
これまで年配のサイクリストや旅人にたくさん会ってきました。
自分も、彼らのように歳を重ねても情熱をもって海外を自転車で回れるような人間でありたい。自転車での海外周遊は若いときしかできないこと・・旅の前に持っていたこの固定観念はもうありません。これから人生をかけて、少しずつ海外を走っていこうと思っています。
そして、自転車旅の代わりになにをするか・・・
もちろん「英語の習得」を最優先に動く、ということになりますが、
具体的なことはまだここでは公表できません。
パースに着いていろいろな人に相談して決めるべき類のことなので、公表は先になりそうですが、決まり次第お知らせしたいと思います。
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長くなりました。
こういう内容の文章はこれで最後にしたいですね。
また次からは、いつもの更新に戻しますから(まだパースまで1000キロ以上ありますし・・)、皆様これからもよろしくお願いします。
その時の気持ちに正直に生きることって以外と難しかったりしますが(少なくとも自分は中々できていないかも)それができるってすばらしいことですね♪みのるさんの夢はまだまだたくさんありそうですね!!陰ながら応援(楽しみに?)しています!
あ、ぜんそく持ちとは知りませんでしたが、くれぐれも体調管理は気をつけてください!!
>あゆみさん
その時の気持ちに正直に生きる・・この言葉いいですね。
たぶん、僕が思うに誰しも「いよいよ死ぬ」って時に思い浮かぶのは、いくら稼いだかとか自分がどれだけ優秀に生活できたかよりも、①自分がやりたいなぁーと思ってたことをどれだけやりこみ楽しめたか、②どれだけイイ人に恵まれたか、この2点しかないと思います。(て、よく言われてることですけどね笑 )
いつかまた危ない状況になったとき、①も②も満足~♪と思える生き方を常にしていたいですね。「そう思えない」というのが、今自分がいちばん恐れることです。
でもあぶない状況にならないのがいちばんですよね。。体調管理には気を付けます。
おひさしぶりです。大学のちるじろう先輩の後輩の山本です。
記事は頻繁に読ませていただいてました。
中断と言われてますが、ちるじろう先輩ならまたおもしろい道・わくわくする道を
見つけるんだろうなぁ、と思います!!
何より体調には本当にお気を付け下さい!!
僕は1月より協力隊でタンザニアに行くことになりました!
また世界のどこかでお会いできたらうれしいです。
>けいすけさん
お久しぶりです!!いやーコメントもらえてうれしいです。
読んでもらってたんですねー。
ええ、「中断」はするけれども、間違いなくまた「走りたい!!」と思うときはすぐにくると思うので、今は焦らずに自転車旅を人生通して続けようと思ってますよ。
でもまず体を一から鍛えなおさないと再出発はきでませんね。もっとやんちゃするには、相応の体力がいるぞとAUSにきて痛感してます。
あと!もしかして二本松訓練所で今研修中ですか??
僕がバンコクの安宿で会ったエビナさん(愛称はトニー)って方も、次の派遣でタンザニアだったと思うんですが・・もしご存知でしたらよろしくお伝えください^^y
協力隊への参加はたいへんな努力がいることとお察ししますが・・どんな壁も乗り越えて、素晴らしい経験にしてくださいね!応援してます!