※旅の準備>『飛行機での自転車輸送②』更新
「Visa Grant Notification Application…..」
メール新着欄に、待ちに待った文字が並んでいた。
「ワーキングホリデービザ(セカンドビザ)発給のお知らせ」―――
イミグレーションから、先日申請したビザの返事が送られてきたのだ。
計画よりもずいぶん遅れたけれど、これでようやくビザを確保。
「自転車でのオーストラリア大陸一周」の2年目を無事に始めることができた。
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◆発給条件が曲者だった・・
オーストラリア大陸を(時折働きながら)自転車で一周する上で、
この「ワーキングホリデービザの延長ビザ」(=セカンドと呼ばれる)は欠かせなかった。一周自体にガッツリ1年、その他ファーム仕事や観光に半年~1年はかけるつもりだからだ。
ごくごく簡単にこのセカンドというのを説明すると、
その名の通りワーキングホリデーの2年目を許可するビザで
『オーストラリアの”田舎”で3か月以上(もしくは88日以上)農業等の仕事をする』という条件を満たしたうえで申請すると発給される。
「なんだ、最初の1年間のうち3か月。これなら簡単そうだ」
・・・なんて自分もふくめて誰もがそう思うところ。
でも申請を終えて振り返ると、
この「3か月/88日以上」という数字は思った以上に曲者だった。
たいてい、各フルーツや野菜の収穫期は1-2ヵ月程度しかない。
つまりファームジョブで「3か月/88日以上」を満たすにはいくつかのファームを転々としなければならず、仕事探しや移動の手間を考えると想像以上に時間がかかるのだった。
もちろん3か月間同じ場所で働けることもあるだろうし、
一次産業系なら工場労働もOKだから例外は多々あるだろうけど、
やはり多くの旅人は仕事を得やすい農場でのピッキングで日数を稼ぐから
きっと誰もが似たような問題を抱えているはずだ。
自分の場合は結局合計4か所のファームでのピッキングで88日に到達。
3ヵ月でセカンド取得を目指すところを、結局5ヵ月近くかけることになった。
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◆申請から発給までにかかる日数は予測不可能・・
自分の場合、ファーストビザが切れる一週間前の申請だったから(!!)
「発給まで何日かかるのか」―――
これは大きな関心ごとだった。
これまでいろいろな人に発給まで何日待ったかを聞いたものの
その返事はまったくもってバラバラ。
カナダ人の「3ヵ月もかかった」という最長記録から、3週間という意見が多くを占める中、日本人の「2日間」という証言もあった。
「さて何週間かかるのやら・・」
そう思いながらオンラインで申請してみると
なんとその日の翌朝にメールで発給通知が送られてきて拍子抜けしてしまった。前日までの憂いはどこへやら、まさかの最短記録更新での発給だった。
※ちなみに、申請後にファーストビザが切れてしまっても、
審査中であれば「ブリッジ・ビザ」というのがもらえるので心配はいらない。要確認。
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さて、セカンドビザもあっさり1日で確保して、
この記事を書く今はオーストラリアでの2年目も1週間が過ぎた。
長かったヴィンヤード生活も来週で辞め、旅の予定も全体的に改めようとしている今、すこし落ち着いて、これまでの1年と今後数年の計画を立ててみたいと思う。
また別途お知らせします。
それでは、また。
どうやってファーム、ピッキングを見つけたのですか?
コメントありがとうございます、
TOMOさんの質問は実はよく聞かれるのですが、
こうすれば必ず見つかる、という手段はないように思ってます。
ネット情報、現地の安宿で得る情報、友人のツテ、直接ファームで聞いてみる・・
現地で生活して網を張り巡らせれば、どこかに有力情報がひっかかるという具合です。
あと、「フルーツピッキングの神様」というHPがわかりやすくていいですよ。
おめでとう!
旅の続き、楽しみにしているよ♪
>ホリケンさん
ありがとうございま~す!
ホリケンさんも、中国楽しんでください^^
ブログ楽しみにしてます
お写真の件、感謝デス。
旅のレポート、楽しく拝見させて頂きます。
>mayaさん
こちらこそメールありがとうございました。
mayaさんのブログも時々訪問させてもらいますね^^
空の写真が多くて癒されます:>