最近顔の見えない記事が続いているから、ちょっと想いごとでも書いてみます。
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オーストラリアを走っていて、これまで各国・老若男女、いろんなサイクリストに会ってきた。自転車だけじゃなく、車やバイクで世界中を旅してるような人ともずいぶんあって路上で立ち話をした。どちらかというと40代以上の旅人が多かったにもかかわらず、彼らと話し終わると必ず必ず思うことがあるのだった。
それは、この一言。
「若いなぁーーーー!!!」
年齢の話じゃない。若いのはその精神だ。
面白いことを思いつき、それを人生レベルで実行している人は皆おそろしく精神が若々しいのだ。ここではそういう話をしてみたい。
先日通過したナラボー平原は面白い人間ばかりだった。
世界周遊のサイクリスト・アルベルトやNZ人のマーティンはすでに紹介したけど、実は10人近いサイクリストに会っている。不思議なことだけど、ナラボーにいると「自転車で世界一周」は何にも珍しくない。この1700キロの直線上に3人もいたからだ。日本人のササキさんという”定年後サイクリスト”にも会った。この人は細い体とは裏腹に、日本で100キロマラソン参加を連発する鉄人だった。
彼らには2つの共通点がある。
1つに、”面白いこと”に人生レベルで熱中するような人間は、たいてい雰囲気が似通っていることが多い。
つまり、彼らは物腰が柔らかく、笑顔が多く、決して多弁ではないが目は常に興味深々といった様子で話をする。
型にはまらない、面白い生き方をしている人の本やドキュメンタリーTV/映画にも、こういう雰囲気を備えた人が頻繁に登場する。ぱっと思い浮かぶのは、アラスカのカメラマンの故・星野道夫氏、カヌーイストの野田知佑氏、アルピニストの野口健氏、海洋写真家の水口博也氏・・数え挙げればキリがない。
2つめの共通点。これは面白いインタビューがあるので、それに代表してもらおう。
自転車に乗りながら聞いていた英会話ポッドキャスト「ナショナル・ジオグラフィック」のトーク番組でのインタビューだった。
登場したのは、今年のアラスカの犬ぞり横断レースで優勝した男性。もう40代のおっさんなのだけど、インタビュアーの「若い人たちに交じってレースに参加することはどう思うか」というイジワルな質問に、彼はこう嬉々として答えたのだった。
「何言ってるのさ、俺はいつでも16歳のつもりで人生を楽しんでるよ。」
「若いときの情熱を持ち続けていたい」・・
この類の人が必ず口にしている言葉だ。
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16歳は言い過ぎかもしれないけれど笑、
自分も、ニュージーランドでの1年やこのオーストラリアでの1年半のサイクリングライフを通して、この犬ぞりの男と同じようなことを思うに至っている。
それはつまり、
「死ぬまで20代の精神を持ち続けていたい」。
年齢は毎年増えてゆくけれど、それはやっぱりただの数字。
年齢風を吹かせて変に達観することなく
いつでもあぁしてみたい、こぉしてみたい、あれをやってみたいと
アンテナにかかる”面白いこと”にいつでもわくわくしていたい。
そんな風に過ごせたら、きっと人生は面白いんだろう。
古い記事をランダムに読ませてもらっています。
そのとおり!
私はそれに気づくのが少々遅かったので、今、年齢を一生懸命さかのぼっています。
共感していただいて うれしいです!
今思い返しても、やっぱりナラボー平原というのは特殊な場所でした。
過酷な環境の真っただ中にいただけに、出会う人たちのみずみずしさがとても印象的だったのかもしれません。
今でもやっぱり、いつまでも「ガキっぽい」と言われる人間でありたいと思ってます:>
そっちの方が絶対面白い人生ですよね^^